【それ、違う病気かも?】過敏性腸症候群(IBS)に関連する病気と検査を徹底解説!

皆さんこんにちは。

認知行動療法のカウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。

皆さん、下痢や便秘やおならの症状で困っていて、自分はもしかしたら「過敏性腸症候群」かもしれないと感じていませんか?

今回は、過敏性腸症候群に関連する病気と検査について、わかりやすく解説していきたいと思います。

【過敏性腸症候群と間違えやすい病気】

過敏性腸症候群と間違えやすい病気について。

過敏性腸症候群と間違えやすい病気としては、たとえば次のようなものがあります。

・「乳糖不耐症」

・「大腸がん」

・「大腸憩室症」

・「クローン病」

・「潰瘍性大腸炎」

以上が過敏性腸症候群と間違えやすい病気としては、たとえば考えられているものです。

「乳糖不耐症」とは、牛乳を飲むとお腹を下す症状です。

「大腸がん」とは、大腸にできるがんです。

便秘や下痢を引き起こすことがあります。

「大腸憩室症」とは、大腸に袋状の出っぱりができる症状です。

便通異常や腹部不快感を引き起こすことがあります。

「クローン病」とは、小腸や大腸にただれや潰瘍ができる病気です。

下痢、腹痛、発熱、食欲不振の症状を引き起こします。

「潰瘍性大腸炎」とは、大腸の粘膜に炎症が発生して、ただれや潰瘍ができる病気です。

下痢や腹痛が主な症状として出ます。

【お腹に関する病気を調べる検査】

お腹に関する病気を調べる検査について。

お腹に関する病気を調べる検査としては、たとえば次のようなものがあります。

・「便検査」

・「血液検査」

・「消化吸収試験」

・「X線検査」

・「内視鏡検査」

・「超音波検査(エコー検査)」

・「CT」

以上がお腹に関する病気を調べる検査としては、たとえば考えられているものです。

「便検査」とは、便を採取する検査です。

便検査では、消化管出血や感染性腸炎や大腸がんなどの有無を調べることができます。

「血液検査」とは、血液を採取する検査です。

血液検査では、炎症性腸疾患や大腸がんなどの有無を調べることができます。

「消化吸収試験」とは、検査用の食事を行なって便を採取する検査です。

消化吸収試験では、吸収不良症候群などの有無を調べることができます。

「X線検査」とは、装置の前に立ってX線を用いる撮影をする検査です。

X線検査では、消化管穿孔(しょうかかんせんこう)や急性腹膜炎などの有無を調べることができます。

「内視鏡検査」とは、口あるいは鼻あるいは肛門に細い管を入れる検査です。

内視鏡検査では、多くの消化管疾患の有無を調べることができます。

「超音波検査(エコー検査)」とは、超音波を出す装置をお腹に押し当てる検査です。

超音波検査(エコー検査)では、急性虫垂炎や複雑性腸閉塞などの有無を調べることができます。

「CT」とは、X線を用いる大きな装置の中に入る検査です。

CTでは、多くの消化管疾患や急性腸間膜動脈閉塞症や複雑性腸閉塞などの有無を調べることができます。

【まとめ】

今回の話のまとめです。

・過敏性腸症候群と間違えやすい病気としては、たとえば乳糖不耐症、大腸がん、大腸憩室症、クローン病、潰瘍性大腸炎などがあります。

・お腹に関する病気を調べる検査としては、たとえば便検査、血液検査、消化吸収試験、X線検査、内視鏡検査、超音波検査(エコー検査)、CTなどがあります。

今回は、過敏性腸症候群に関連する病気と検査について、わかりやすく解説させて頂きました。

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認知行動療法のカウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。

それではまた。

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