皆さんこんにちは。
カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。
今回は、心療内科・精神科の種類について解説していきたいと思います。
【心療内科の種類】
心療内科の種類について。
心療内科と言ってもクリニックによって特徴が違います。
たとえば、成人の患者さんがメインの心療内科、子どもがメインの心療内科、女性がメインの心療内科、全般的に扱う心療内科など色々あります。
【成人がメインの心療内科】
成人がメインの心療内科について。
成人がメインの心療内科のカウンセリングでは、おそらく皆さんが想像している標準のカウンセリングを実施していきます。
つまり、話を傾聴したり、認知行動療法的な関わりをしたり、精神分析的な関わりなどを言葉のコミュニケーションを通して行なっていきます。
また、検査は知能検査や発達障害関連の検査、性格検査、気分に関する検査、認知機能検査など多岐に渡ります。
たとえば、WAIS、CAARS、CAADID、バウムテスト、風景構成法、SCT、ロールシャッハ、PFスタディー、SDS、BDI、CES-D、STAI、Y-BOCS、長谷川式認知症スケールなどを実施します。
また、成人をメインとした心療内科ではデイケアが行われるところがあります。
デイケアは主に会社を休職している人たちを対象として、復職の為の様々なプログラムを実施することになります。
たとえば、認知行動療法、ストレスコーピング、リラクセーション法、SSTなどを行なったりします。
【子どもがメインの心療内科】
子どもがメインの心療内科について。
子どもがメインの心療内科なら、たとえばカウンセリングは子どもに対してはプレイセラピー、親に対しては心理教育や家族療法的な関わりが多くなると思われます。
検査は、子ども向けの知能検査や発達障害関連の検査、性格検査の実施が多いです。
たとえば、WISC、ビネー知能検査、AQ、PARS、Conners、バウムテスト、風景構成法、SCTなどを実施したりします。
【女性がメインの心療内科】
女性がメインの心療内科について。
女性がメインの心療内科の仕組みは、基本的には成人がメインの心療内科に準じると思います。
成人がメインの心療内科と違う点は、メインの患者さんが女性の為、関わる在籍スタッフもほとんどが女性であるという点です。
【全般的に扱う心療内科】
全般的に扱う心療内科について。
様々な患者さんを扱う心療内科では、子どもから高齢者までを扱う為、様々な形でのカウンセリングや、様々な種類の検査を実施することになると思います。
小規模・中規模のクリニックというより、大規模の病院がこのタイプに当てはまることが多いと思われます。
【まとめ】
今回は、心療内科・精神科の種類について解説させて頂きました。
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カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。
それではまた。