皆さんこんにちは。
カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。
この前は、失恋からの回復プロセスの話のはじめの論点として、失恋の種類の話をさせて頂きました。
今回は、失恋した後どうなるのかの解説していきたいと思います。
【失恋後の反応】
失恋後の反応としては、未練的反応と、怒り・回避的反応と、後悔・悲痛的反応があるとされています。
【未練的反応】
それでは、まず未練的反応について。
未練的反応とは、失恋相手との思い出に浸ったり、復縁を試みたりする反応のことです。
たとえば、相手とデートによく行った場所に一人で行ったりすることです。
あるいは、たとえば、別れた相手にメールや電話をかけて復縁しようとするということです。
それが未練的反応です。
【怒り・回避的反応】
次は、怒り・回避的反応についてです。
怒り・回避的反応とは、失恋相手を避けたり、相手を恨むなどの反応です。
たとえば、SNSやメールや電話で別れた相手をブロックすることですね。
あるいは、失恋相手の悪いところを知り合いに延々と言うことです。
あるいは、関係が破綻したのは相手のせいだと非難するということですね。
それが怒り・回避的反応です。
【後悔・悲痛的反応】
次は、後悔・悲痛的反応についてです。
後悔・悲痛的反応とは、相手を忘れられなくて、つらくなるなどの反応のことです。
たとえば、別れて1ヶ月経つけど夜一人でいると相手を思い出して、つらくなるということですね。
それが後悔・悲痛的反応です。
【まとめ】
このように失恋後の反応には、未練的反応と、怒り・回避的反応と、後悔・悲痛的反応があるとされています。
今回は、失恋後の反応についての話をさせて頂きました。
今度は、失恋への対処と回復の話をしていこうと思います。
カウンセリングを行なっている菜月じゅんでした。それではまた。