皆さんこんにちは。
カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。
自分や恋人が恋愛依存症かもしれないと思ったり、回避依存症かもしれないと思ったりしていますか?
でもどうすれば健康的な恋愛ができるのかわからない、そんな人いませんか?
恋愛依存症・回避依存症の対処法には次のようなものがあります。
・現実に向き合う。
・愛着飢餓を癒す。
・自立する。
・健康的な人間関係を作る。
・仲間に助けてもらう。
今回は、恋愛依存症・回避依存症の対処法の「愛着飢餓を癒す」について解説していきたいと思います。
【愛着飢餓を癒す】
愛着飢餓を癒すことについて。
愛着飢餓というのは、幼少期に親からの愛情行動を感じられなかったということです。
そして、その愛情飢餓を癒すことが恋愛依存症・回避依存症の対処に重要です。
愛着飢餓が癒されていないことで恋人に対して無条件の愛を要求して、恋人に負担をかけることになるからです。
また、愛着飢餓を癒すことで自分自身も穏やかな気持ちで日々過ごすことにつながっていきます。
愛着飢餓を癒す方法については次のようなものがあります。
・恋人と親について紙に整理すること。
・愛着飢餓を自覚すること。
・手紙のワーク。
・イメージワーク。
それでは以上の愛着飢餓を癒す方法について個別に見ていきましょう。
■恋人と親について紙に整理すること
恋人と親について紙に整理することについて。
恋人と親について紙に整理する方法としては、まずは、恋人の身体的特徴・性格・自分との関係性を紙に書くことが挙げられます。
そして、親の身体的特徴・性格・自分との関係性についても紙に書いていきます。
また、恋人から愛を感じられなかったときのエピソードも紙に書きます。
さらに、幼少期に親から愛を感じられなかったときのエピソードも紙に書きます。
以上のように、恋人と親について紙に整理します。
■愛着飢餓を自覚すること
愛着飢餓を自覚する方法について。
愛着飢餓を自覚するには、恋人と親の類似点、相違点を検討し、幼少期の愛着飢餓が現在の恋愛に影響を与えていることを自覚していきます。
■手紙のワーク
手紙のワークのやり方について。
手紙のワークでは、まず、広く深く知識や経験を持った良識ある「賢者」を想像します。
そして、その「賢者」から幼少期の自分に愛情のある手紙を書いていきます。
今度は「理想的な親」を想像します。
そして、「理想的な親」から幼少期の自分に愛情のある手紙を書いていきます。
さらに、「健康的な大人の自分」を想像します。
そして、「健康的な大人の自分」から幼少期の自分に愛情のある手紙を書きます。
以上のようにして、手紙のワークを行なっていきます。
■イメージワーク
イメージワークのやり方について。
イメージワークはまずは、目を閉じてリラックスした上で幼少期の愛情飢餓場面をリアルにイメージしていきます。
そして、その場面に今の自分を登場させていきます。
過去の自分に近づき、過去の自分を優しく抱きしめてあげます。
過去の周りの人に言いたかったことを、今の自分が代わりに言っていきます。
そして、過去の自分を温かく包んであげられた感じや、言いたかったことが言えた感じが出てきたら、目を開けていきます。
以上がイメージワークのやり方です。
このように、愛着飢餓を癒す方法として、恋人と親について紙に整理すること、愛着飢餓を自覚すること、手紙のワーク、イメージワークなどがあります。
【まとめ】
今回は、恋愛依存症・回避依存症の対処法の「愛着飢餓を癒す」について解説させて頂きました。
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カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。
それではまた。