刺激に敏感でしんどい!HSPかも?【臨床心理士が語る】【認知行動療法オンラインカウンセリングルーム】

皆さんこんにちは。

カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。

皆さん、音やニオイや目に飛び込んでくる景色からの刺激に敏感でつらいことが多いでしょうか?

中にはそういった方がいるかもしれません。

それは、もしかすると、HSPかもしれません。

今回はHSPについてのお話をしようと思います。

【HSP】

「HSP(Highly Sensitive Person)」とは、刺激に過敏な人のことです。

エレイン・アーロンが提唱しています。

また、5人に1人は先天的にHSPではないかという説をジェローム・ケーガンが提唱しています。

HSPは病気ではない為、医学的な診断がされることはありません。

【過敏性が後天的に獲得される仕組み】

次は、過敏性が後天的に獲得される仕組みについてです。

過敏性が後天的に獲得される仕組みの流れとしては、警戒すべき脅威的な「刺激」を受ける、そして、その刺激を身体が記憶する、そして、その刺激に過敏な状態になるという流れだと言われています。

【HSPの能力】

HSPの能力について。

HSPは不利な面だけでなく、能力的に優れているとされる点もあるとされています。

たとえば、一度に多くの情報を吸収できる、音や匂いなどの少しの違いも察知できる、ゆっくり深く色々な角度から考えられる、慎重で危機管理能力が高い、共感力が高くて気配りができる、誠実で責任感がある、想像力が豊かなどが能力として挙げられています。

【HSPが抱えやすい問題】

HSPが抱えやすい問題について。

HSPが抱えやすい問題としては、たとえば、自分自身に高度な要求をしてしまう、罪悪感と羞恥心に苛まれてしまう、恐怖心を感じて憂うつになりやすい、怒りを上手く出せないなどの問題があるようです。

【HSPのセルフチェック方法】

HSPのセルフチェック方法について。

Webサイト「HSP診断テスト」(https://hsptest.jp/)でHSPの度合いを無料で調べることができるようです。

結果はマイナス52〜プラス140の間で点数化されます。

60点以上でHSPの可能性があるとされています。

自分がHSPかどうか気になる人は、調べてみるのも良いかもしれないですね。

【まとめ】

今回はHSPについてのお話をしました。

カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。それではまた。

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