【スマホがやめられない】ネット依存とは?臨床心理士が解説!【動画、SNS、ゲーム】【認知行動療法オンラインカウンセリングルーム】

皆さんこんにちは。

カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。

皆さん、スマホやパソコンで動画、SNS、ゲームをずっとやっていて、やめたいけどやめられなくなっていませんか?

それはネット依存の可能性があるかもしれないです。

今回は、ネット依存の概要、種類、人口割合などについて解説していきたいと思います。

【概要】

ネット依存の概要について。

ネット依存とは、インターネットの使い方を自分でコントロールできず、生活上の実害を引き起こすぐらいインターネット使用に依存していることです。

【目的の観点から見たネット依存の種類】

目的の観点から見たネット依存の種類について。

目的の観点から見ると、ネット依存の種類は「嗜好型ネット依存」と「逃避型ネット依存」などがあります。

「嗜好型ネット依存」とは、動画、SNS、ゲームから得られる報酬を求めてインターネットを使うような依存のことです。

たとえば、ゲームをやらないと落ち着かなくて、通学中や通勤中にゲームをやり、休憩時間にゲームをやり、食事中にゲームをやり、寝る前にゲームをやるなど、隙あらば一日中ゲームをしているような状態です。

もちろんゲームに限らず、動画やSNSでもありえることです。

そして、「逃避型ネット依存」とは、問題やストレスから逃げる為に消極的・受動的にインターネットを使うような依存のことです。

たとえば「プレゼン資料作るのめんどくさいなぁ。ストレス溜まるなぁ。とりあえず動画見よう」と考えて、問題やストレスから逃げる為に、インターネット上の動画を見るということです。

これももちろん動画に限らず、SNSやゲームの場合もあります。

このように、目的の観点から見ると、ネット依存の種類は「嗜好型ネット依存」と「逃避型ネット依存」などがあります。

【行動の観点から見たネット依存の種類】

行動の観点から見たネット依存の種類について。

行動の観点から見ると、ネット依存の種類は「リアルタイム型ネット依存」「メッセージ型ネット依存」「コンテンツ型ネット依存」などがあります。

「リアルタイム型ネット依存」とは、インターネットでチャットやゲームで参加者同士でリアルタイムのコミュニケーションを行うことへの依存のことです。

「メッセージ型ネット依存」とは、インターネットでSNSや掲示板における参加者同士のメッセージのやりとりへの依存のことです。

「コンテンツ型ネット依存」とは、インターネットで動画や記事などのコンテンツを見ることへの依存のことです。

このように、行動の観点から見ると、ネット依存の種類は「リアルタイム型ネット依存」「メッセージ型ネット依存」「コンテンツ型ネット依存」などがあります。

【ネット依存の人の割合】

ネット依存の人の割合について。

調査によると、ネット依存傾向がある人の割合は全体の2%だとされています。

また、ネット依存傾向の成人男性は153万人いると推計されています。

一方、ネット依存傾向の成人女性は118万人と推計されています。

ネット依存傾向がある人は、割合で見ると少なく思えますが、推計された人数を考慮すると、結構な人がネット依存傾向にあることがわかりますね。

【まとめ】

今回は、ネット依存の概要、種類、人口割合について解説させて頂きました。

YouTubeでは、他にも役に立つ色々な動画を上げていますので、良かったら見ていって下さい。

高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。

カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。

それではまた。

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