【臨床心理士が語る】ネット依存の仕組み【スマホ、動画、SNS、ゲーム】【認知行動療法オンラインカウンセリングルーム】

皆さんこんにちは。

カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。

自分はネット依存症じゃないかと思っている人、いらっしゃると思います。

インターネットの長時間使用をやめたいのに、やめられないのはなぜなのか。

今回は、ネット依存の仕組みについて解説していきたいと思います。

【ネット依存の仕組み】

ネット依存の仕組みについて。

ネット依存は次のような流れで進んでいきます。

まずは、快楽を得る為や、ストレスから逃げる為にネットを使用します。

そうすると、ドーパミンが出て、良い気分になっていきます。

ここで、ネット使用によって良い気分が得られた為、また次もネット使用したくなります。

このような作用を心理学では「正の強化」と言います。

そして、ネット使用を過剰に続け、少しのネット使用で満足しにくくなってきます。

このような作用を「耐性」と言います。

その後、より過剰なネット使用を行ない、ネット依存になっていきます。

ネット依存になると、ネットを使用していないときに不快感が出てきて、良くない気分になります。

このような作用を「禁断症状」あるいは「離脱症状」と言います。

しかし、そこでネットを使用すると一時的に不快感が減り、気分がマシになります。

ここで、ネット使用によって良くない気分をマシにできた為、また次もネット使用したくなります。

このような作用を心理学では「負の強化」と言います。

そして、ネットを使用していないとき不快になるので、不快感を一時的に減らす為にネット使用を繰り返すことになります。

そのうちに生活上の実害が発生してくることがあります。

以上がネット依存の仕組みです。

【まとめ】

今回は、ネット依存の仕組みについて解説させて頂きました。

YouTubeでは、他にも役に立つ色々な動画を上げていますので、良かったら見ていって下さい。

高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。

カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。

それではまた。

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