皆さんこんにちは。
カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。
皆さん、恋人の異性の知り合いに嫉妬することはありますか?
今回は、愛情の嫉妬への対応について解説していきたいと思います。
【愛情の嫉妬への対応】
愛情の嫉妬への対応として大事なことは、自分に嫉妬の感情があることを認めること。
ありのままの自分の自己重要感を満たすことで、自分を癒す必要があると自覚すること。
ありのままの自分でいること。
自分を無条件で愛してくれる人と関わり、ありのままの自分の自己重要感を満たすこと。
媚びずに、相手に対して、心から貢献することによって自分から心理的に相手とつながること。
批判せずに、相手に対して自分への愛情がなくなる不安をカミングアウトすること。
批判せずに、相手に対して自分への愛情の説明や行動をお願いすること(心の絆創膏)。
可能なら、嫉妬を感じるライバルとつながり、仲間として親しみを感じること。
などがあります。
それでは、愛情の嫉妬への対応を個別に見ていきましょう。
■自分に嫉妬の感情があることを認めること。
自分に嫉妬の感情があることを認めることについて。
自分に嫉妬の感情があるのに否定しようとすると、嫉妬によるモヤモヤが晴れず、すっきりしない気分のままになりがちです。
まずは自分の嫉妬の感情を認めることが嫉妬の対処においては重要です。
■ありのままの自分の自己重要感を満たすことで、自分を癒す必要があると自覚すること。
ありのままの自分の自己重要感を満たすことで、自分を癒す必要があると自覚することについて。
嫉妬するということは、自分の自己重要感が満たされていないということです。
そして、建前の自分の自己重要感が満たされても、それは本当の自分ではない為、不安感は消えません。
ありのままの自分の自己重要感を満たすことによって、安心でき、嫉妬する必要がなくなります。
■ありのままの自分でいること。
ありのままの自分でいることについて。
ありのままの自分の自己重要感を満たすことができれば他者に嫉妬する必要がなくなる訳ですが、その為には当然ありのままの自分でいることが必要になります。
■自分を無条件で愛してくれる人と関わり、ありのままの自分の自己重要感を満たすこと。
自分を無条件で愛してくれる人と関わり、ありのままの自分の自己重要感を満たすことについて。
そうすることで、背伸びして無理している自分ではなく、ありのままの自分でもいいんだと思えて、嫉妬する必要がなくなってきます。
■媚びずに、相手に対して、心から貢献することによって自分から心理的に相手とつながること。
媚びずに、相手に対して、心から貢献することによって自分から心理的に相手とつながることについて。
たとえば恋人だからといって、相手から常に十分な愛情が得られるとは限りません。
しかし、自分が相手の為に愛情ある貢献をすることはどちらかというと簡単です。
そして相手に貢献することで、相手とのつながりを感じられ、相手へのやきもちや寂しさを緩和することにもなると考えられます。
■批判せずに、相手に対して自分への愛情がなくなる不安をカミングアウトすること。
批判せずに、相手に対して自分への愛情がなくなる不安をカミングアウトすることについて。
不安を一人で抱え込むのはしんどいかもしれません。
そうであれば、その気持ちを相手を批判せずに伝え、共有することで安心感が高まると考えられます。
■批判せずに、相手に対して自分への愛情の説明や行動をお願いすること(心の絆創膏)。
批判せずに、相手に対して自分への愛情の説明や行動をお願いすることについて。
これを心の絆創膏と呼んだりします。
このようなお願いによって、相手ができる範囲で、自分への愛情について説明してくれたり、配慮した行動をしてくれるかもしれません。
それによって安心感が高まると考えられます。
■可能なら、嫉妬を感じるライバルとつながり、仲間として親しみを感じること。
可能なら、嫉妬を感じるライバルとつながり、仲間として親しみを感じることについて。
嫉妬しているときはライバルが敵のように見えていて、自分は心理的に孤独になっています。
ライバルとつながって親しみを感じることで、嫉妬が憎しみの感情から、安心感に変わっていきます。
【まとめ】
今回は、愛情の嫉妬への対応について解説させて頂きました。
YouTubeでは、他にも役に立つ色々な動画を上げていますので、良かったら見ていって下さい。
高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。
カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。
それではまた。