皆さんこんにちは。
カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。
皆さん、過呼吸になったことありますか?
今回は、過呼吸の対処方法について解説していきたいと思います。
【過呼吸の対処方法】
過呼吸の対処方法は9つ挙げられます。
呼吸法、イスに座った状態で前かがみになる、うつぶせになる、息を少し止める、筋弛緩法、自律訓練法、認知療法、暴露療法、睡眠をしっかり取る、といった対処方法です。
それでは個別に見ていきましょう。
■呼吸法
対処方法の1つ目、呼吸法について。
吸う息よりも吐く息を長めにし、ゆっくり腹式呼吸を行う「呼吸法」という方法があります。
呼吸法により、適切な呼吸に戻し、息苦しさ、めまい、手足のしびれなどの症状を落ち着かせていくことができます。
■イスに座った状態で前かがみになる
対処方法の2つ目、イスに座った状態で前かがみになることについて。
イスに座った状態で前かがみになると、吸う息を減らしやすくなるとされています。
吸う息を減らすと、アルカリ性に傾いた血液を元に戻していくことができます。
■うつぶせになる
対処方法の3つ目、うつぶせになることについて。
うつぶせになると、吸う息を減らしやすくなるとされています。
吸う息を減らすと、アルカリ性に傾いた血液を元に戻していくことができます。
■息を少し止める
対処方法の4つ目、息を少し止めることについて。
呼吸法が難しいときは、息を少し止めるという方法もあります。
息を少し止めることによって、アルカリ性に傾いた血液を元に戻していきます。
■筋弛緩法
対処方法の5つ目、筋弛緩法について。
筋肉にしばらく力を入れてその後に力を抜く「筋弛緩法」という方法によって不安を緩和することができます。
■自律訓練法
対処方法の6つ目、自律訓練法について。
落ち着いている状態を自己暗示する「自律訓練法」という方法によって不安を緩和することができます。
■認知療法
対処方法の7つ目、認知療法について。
ネガティブな考え方から、バランスの良い考え方にしていく「認知療法」という方法によって不安を緩和することができます。
■暴露療法
対処方法の8つ目、暴露療法について。
過呼吸を引き起こしやすい不安な状況に徐々に慣れていく「暴露療法」という方法によって不安を徐々に緩和することができます。
■睡眠をしっかり取る
対処方法の9つ目、睡眠をしっかり取ることについて。
自律神経が乱れやすい状態だと、身体症状も出やすい状態になります。
睡眠をしっかり取ると自律神経が安定していきます。
睡眠をしっかり取って身体症状が出にくい状態を普段から作っていくことも重要だと考えられます。
【まとめ】
以上、過呼吸の対処方法として9つを挙げました。
呼吸法は一人でも実施が簡単ですが、認知療法や暴露療法などは一人で行うことが難しい場合もあるかもしれません。
認知療法や暴露療法は、心療内科やカウンセリングルームの臨床心理士と一緒に実施していくこともできます。
選択肢の一つとして覚えておいても良いかもしれません。
今回は、過呼吸の対処方法について解説させて頂きました。
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高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。
カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。
それではまた。