【臨床心理士が解説】承認欲求を健康的な形で満たす方法part1「無条件の承認」【菜月じゅんカウンセリングルーム】

承認欲求

皆さんこんにちは。

カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんです。

皆さん、承認欲求に振り回されていたりしますか?

承認欲求への対応としては、適切に無条件の承認を得ることや、適切に条件つきの承認を得ることなどが考えられます。

今回は、無条件の承認を得て、承認欲求を満たす方法について解説していきたいと思います。

【無条件の承認を得て、承認欲求を満たす方法】

無条件の承認を得て、承認欲求を満たす方法について。

無条件の承認を得て、承認欲求を満たす方法としては「無条件の自己による承認」と「無条件の他者による承認」が考えられます。

【無条件の自己による承認】

まずは、無条件の自己による承認について。

無条件の自己による承認の為には、「共通の人間性」「無条件の他者肯定」「無条件の自己肯定」「自分への優しさ」などが重要です。

それでは、個別に見ていきましょう。

「共通の人間性」とは、人は誰でも不完全であり、失敗したり困難にぶつかることは普通のことだと認めることです。

「無条件の他者肯定」とは、他者の事情を踏まえて、他者に無条件で敬意を感じることです。

「無条件の自己肯定」とは、自分の事情を踏まえて、自分に無条件で敬意を感じることです。

「自分への優しさ」とは、大切な友達に優しく接するように自分にも優しく接することです。

以上の「共通の人間性」「無条件の他者肯定」「無条件の自己肯定」「自分への優しさ」を踏まえて、具体的にどのようにして無条件の自己による承認を進めていくのか流れを整理してみましょう。

まずは「共通の人間性」を持ち、相手の事情を理解します。

次に、相手が何をしてもしなくても認めるような「無条件の他者肯定」を行います。

次に、他者肯定によって誰かを肯定する感覚を経験してきたら、今度は自分に対して「無条件の自己肯定」を行なっていきます。

次に、自分を思いやるような具体的な言葉を自分に投げかけて「自分への優しさ」を示していきます。

このようにして、無条件の自己による承認を行います。

以上が、無条件の自己による承認です。

【無条件の他者による承認】

次は、無条件の他者による承認について。

無条件の他者による承認の為には、「相手に意識を集中する」「共通の人間性」「無条件の他者肯定」「段階的な自己開示」「アサーション」「無条件の他者による受容」などが重要だと考えられます。

以前の話と重複する点もありますが、改めて個別に解説していきます。

「相手に意識を集中する」とは、相手に映る「自分」に意識を向けるのではなく、自分に映る「相手」に意識を向けることです。

「共通の人間性」とは、人は誰でも不完全であり、失敗したり困難にぶつかることは普通のことだと認めることです。

「無条件の他者肯定」とは、他者の事情を踏まえて、他者に無条件で敬意を感じることです。

「段階的な自己開示」とは、少しずつ自分の本音を段階的に自己開示していくことです。

「アサーション」とは、相手も尊重しつつ自分も尊重するようなコミュニケーションのことです。

「無条件の他者による受容」とは、無条件で他者から受容してもらうことです。

以上の「相手に意識を集中する」「共通の人間性」「無条件の他者肯定」「段階的な自己開示」「アサーション」「無条件の他者による受容」を踏まえて、具体的にどのようにして無条件の他者による承認を進めていくのか流れを整理してみましょう。

まずは、相手に映る自分ではなく「相手に意識を集中する」。

次に、「共通の人間性」を用いて相手の事情を理解します。

次に、「無条件の他者肯定」を行います。

この段階までくれば相手は自分に対して、ある程度肯定的な態度を持っているはずです。

次に、自分の本音を少しずつ「段階的な自己開示」を行い、本物の人間の交流を行います。

次に、相手への不満を言いたい場面では、相手も自分も尊重した「アサーション」のコミュニケーションを取ります。

このようなやりとりができれば、「無条件の他者による受容」が得られる場合があります。

以上のやりとりによって、必ず「無条件の他者による受容」が得られる訳ではありません。

しかし、以上のやりとりを行えば、そのうち「無条件の他者による受容」が得られるときがくる可能性が高まると考えられます。

以上が無条件の他者による承認です。

【まとめ】

今回は、無条件の承認を得て、承認欲求を満たす方法について解説させて頂きました。

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高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。

カウンセリングを行なっている臨床心理士の菜月じゅんでした。

それではまた。